イラン料理に挑戦!
イランは核開発において世界での認識の違いから問題になっており、
原油高騰で毎日のように騒がれている国です。
ここでちょっとお勉強。
首都はテヘラン。
イスラム教国家で、世界で最初に石油の開発が行われた国です。
女性に対してはヒジャーブ(肌を覆うベール)が強制されており、行動、性行為、恋愛などの自由も著しく制限されています。
犯した者に対しては未成年であろうと処刑にされるというから恐ろしい・・・。
そして世界遺産は世界一多い国でもあります。
そんなイランから、現在日本で歯科医になるため医学部に通われているサラ先生に料理を教えていただきました。
先生はとっても日本語が上手で、今回通訳さんの出番もないほど^^;
しかも日本人以上に早口で、私の中ではタレントのローラさんとカブってしまう口調の可愛らしい女性です♪
メニューは
・サラダオレビエ(ポテトチキンサラダ)
・イスタンブリ(豆ご飯)
・フェルニ(ペルシャ風プリン) 以上3品
まずはデザートのフェルニ。
ミルク、砂糖、米粉を鍋でとろみがつくまでかき混ぜながら温めます。
そこにバニラエッセンスとイランから送ってきてもらったというバラ水(バラの香り)を入れて混ぜ、
冷蔵庫で冷やします。
仕上げはシナモンパウダーで飾り付け。
ちょっと焦げてしまい茶色いものが混ざってますがドンマイ!ドンマイ!
とっても食べやすく、バラ水は後味にほんのり残る程度です。
これはバラ水なくても普通にデザートとして作れる、簡単美味しいメニューでした!
2品目はイスタンブリ。
斑インゲン豆、インゲン豆などを水に浸しておきます。
豆類を圧力鍋で煮込み、
玉葱と牛肉を炒めたもの、水を圧力鍋の中に入れ煮込む。
ベースの味付けはトマトペーストです。
これはとても濃厚なトマトペーストで、パスタ料理に大活躍しそうなので早速買ってきましたよ^^
これらを洗ったお米の中に水分ごと入れて炊きます。
ちょっと今回べちゃっとした炊き上がりになってしまいましたが、まあまあ美味しい。
3品目はサラダオレビエ。
これは鶏むね肉と玉葱を炒めたものに水を入れて煮込みます。
ゆでたジャガイモとゆで卵をおろし器できめ細かくおろし、
煮込んだ鶏むね肉を細かく裂いたもの、細かく刻んだピクルスを混ぜます。
マヨネーズにレモンたっぷり絞ったものオリーブオイル、塩コショウを混ぜたソースとあえます。
これだけで十分美味しそうなんですが、
驚いたのは盛り付け!
私のグループはウサギ。
隣のグループはクマ。
クマの目が^^;
今回もはじめてのイラン料理を作って食べれることができ、サラ先生に感謝!
ありがとうございました。
これでH23年度下半期のワールドクッキング教室は終了です。
他国の料理や文化を学ぶことで、異国の方と料理を通して交流を図りました。
ほとんど英語がわからない私でも、一生懸命耳で聞いて理解しようと努力するようになりました。
もちろんまだまだ話せませんが^^;
そして料理教室に通っている様々な年齢層の生徒さんたちと交流することで、
ますます私自身の視野も広がりました。
というわけで、またH24年度上半期の教室を申し込んで帰りました^^
来期はどんな国のお料理や新しい参加者の方と出会えるのかとても楽しみです。
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料理教室の生徒さんで、留学生たちのホームステイを受け入れて国際交流されているという、私がとっても尊敬しているIさん。
この日の帰りも留学生の方のおうちに「バラ寿司」を届けるために作ってこられたものを無理言って見せていただきました^^;
とっても可愛いバラの花を薄焼き卵、紅ショウガ、デンブ、三つ葉を巻いて作っています。
作り方を口で教えてもらったけどよくわからない^^;
でもこんな素敵なバラ寿司を頂いた留学生の方、幸せですよね!