韓国料理に挑戦!
今までありそうでなかったのが不思議なくらい。
すぐお隣の国なのにね~^^
今までいろんな国の料理を作って食べてきたけど、なかなか家で作ってみようと思う料理はなかったかな・・・。
材料の問題や、味付けの問題などなど。
でも今回の韓国料理は想像できるし、自分でも是非作ってみたいと、行く前からワクワクしていました♪
講師の先生は李(イ)先生。
先生は日本での生活が長くって、通訳はいらないくらい日本語が通じます。
見た目も日本人と一緒なので、生徒の中に紛れてる先生を探すのが一苦労なくらい^^;
でも来年の3月で国に帰ってしまうそうです。
そんな李先生の韓国料理のメニューは
・ビビンスク
・チヂミ
・ファジョン
材料見ただけで味が想像できて美味しそう~!
ビビンスクというのは韓国の夏の食べ物だそうです。
今回は写真撮影の間もなく、みんなでひたすら野菜をカットしました。
大根、人参、きゅうりの千切り、卵の白身と黄身に分けて焼いた千切り。
人参ときゅうりはごま油で炒めるんですね。
大根は酢、砂糖、塩を混ぜています。
そして味の決め手はソース。
唐辛子味噌に酢、砂糖、ごま油、醤油を入れて作りましたが、これだけで十分美味しい!
焼肉でもビビンパでもなんでも使えそう。
それらをゆでたそうめんと一緒に豪快に手で混ぜます。
最後に卵の千切りと海苔をトッピング。
夏にはたまらん食べ物です~!
チヂミは人参、ニラ、エビ入りです。
これをフライパンで薄く油で揚げるようにカリッと焼くという地道な作業。
日本人的にはごま油で焼きたいんだけど、ごま油の風味が苦くなるということでダメなんですって!
ファジョンというのは、もち粉のお焼きみたいなもの。
緑のものは抹茶パウダーを混ぜて作りました。
よもぎとドライフルーツで可愛く飾りつけて焼きます。
ホットプレートで焼くと上手く焼けましたよ。
どうですか?!美味しそうでしょう~^^
右下のは余った材料でナムルを作ってくださいました。
今回はお腹いっぱい美味しくいただくことができました。
ビビンスクもチヂミもアレンジして絶対作ろうと思います。
ごちそうさまでした♪
韓国は17~18年前に2回旅行に行ったことがあります。
その当時は今みたいに韓流ブームでもなんでもなく、日本語も英語もほとんど通じなかったんです。
もちろんハングル語も話せなかった私は、若かったから行けたようなもので、すべてジェスチャーのみ!
今思えば怖い怖い・・・。
でも物価は安いし、食べ物は美味しいし楽しかったな~。
ただ、意味のわからん事件が起きたんです。
南大門市場で買い物をしていた時のこと。
私は突然中年男に顔をビンタされ、その男は大声で私に向かって何か叫びながら走って逃げて行きました。
言葉は通じないし、あまりにも突然の出来事だったので、何が起こったのかさっぱり分からず、痛みどころか、私何か悪いことしたのかな???って、ただ呆然。。。
店員さんはジェスチャーで私に「クルクルパーやから相手にするな」みたいなことを言っていたと思います。
その謎が長~い年月を経て、今回の李先生の話の中でわかったような気がしました。
韓国と日本の歴史の中で、韓国人が日本人に対して許されない問題が残ってるようです。
それは戦時中の慰安婦。
私たちの世代には詳しいことはわかりませんが、そのことだけは日本に謝罪して欲しいとのことでした。
そのことで今もなおトラウマになってたり、普通の生活が送れていない人がいるという事実。
そういう世代の人からして、20年ほど前の韓国人は、まだ日本人を今のように受け入れてる人は少なかったのかもしれません。
今思えばビンタですんだものの、刺されていてもおかしくないのかも・・・。
今はKーPOPや韓流ドラマ、アニメなどを通じて日本と韓国はお互い仲良くなってるように感じます。
現に若い人はなんとも思ってないようです。
お隣同士の国なので、もっと仲良くなれればいいのになって思うんですが、
政治が絡むとまだまだ難しいんでしょうね・・・。
あともう一つ。
精神面での話ですが、
韓国は日本の10~15年あとを追っかけていると。
そして中国は韓国の10年あとを追っかけてる。
両国を行き来している李さんから見てそう感じるそうです。
でもそんな日本はアメリカの10年あとを追っかけてると聞きます。
いろいろな犯罪、いじめなどの社会問題など、悪いことは10年遅れてやってくる。
日本の10年後はどうなってるんでしょうか・・・。